専売特許なテーマを考える

コンテストではやはり斬新なアイデアも求められます。
そこで僕が考えたのは、「間違い探し」シリーズです。
最初は、よく似た2つの画像を見比べて間違い探しするクイズをひねって、元になる画像を3D世界で別のカメラアングルから見て間違い探しする3Dクイズを考えました。
これはコンテストに入賞しただけでなく、テレビでも出題され、「3D IQ間違い探し」という本にまでなりました。
それ以来、色々と間違い探しのアイデアを考えました。
「バグズバグ」は3Dでカメラを360度旋回でき、元になるシーンを180度逆から見て間違いを探すクイズです。
「STREET」はアニメーションする3Dキャラ達を別のカメラアングルから見て動きの間違いを探すクイズです。
「Songs」は著作権切れの童謡などに一ヶ所わざと音程をずらしてそれを探すクイズです。
「Paradox」は音楽の歌詞の矛盾点を探すクイズです。
「共通点を探せ!」は逆に全く違う2枚の画像から共通点を探すクイズです。
「間違い正し「Seasons」」は、3Dクイズと同じで、さらに間違い箇所を正しい位置に移動するクイズです。
こうして「間違い探し」シリーズは、僕の専売特許となったのでした。そして今後も新しい間違い探しを考えています。

またデジタルアートでたくさん賞を取っている「shockwave向上委員会」も、「意味字」というシリーズを作っておられます。
「image」と「意味を持った字」とをかけてるのでしょう。
例えば漢字の「水」という字が川を流れている様子などがインタラクティブにアニメーションします。

これらのようにオリジナルのテーマを考えるのが大事だと思います。

5月 16th, 2015 by