大抵のアイデア発想法の本には「アイデアは既存のものの組み合わせ」としか書かれていません。
そこでこのブログの作者が作ったコンテンツ(本・ゲーム・ツール・Webアプリなど)の紹介と発想法と作成方法などを解説したサイトを公開しています。
大西 武が作ったコンテンツ集 – https://vexil.jp
単に作っただけではありません。
本は20冊以上のプログラミング入門書と、一般書「3D IQ間違い探し」として商業出版しています。
ゲームやツールなどは、20回以上コンテストに入賞しています。また、ドコモでグランプリ、Microsoftで大賞もとっています。
「3Dクイズ」などは、全国放送のテレビ番組で10回ほど出題されています。タカトシ司会の番組などで。
ぜひ「Vexil.jp」のサイトを参考にしてください。
僕は本も書いていますが、出版社に本の企画が採用されるのは、コンテストに採用されるのと似ています。
それで僕が書いたのは、一般書は「3D IQ間違い探し」だけで、他の10冊以上はプログラミング入門書ばかりです。
技術書はスキルを持ってるだけでなく、企画が通らなければ書かせてもらえないし、商業出版もできません。
そこで出版社に企画を提案する時の僕なりのアイデアを記事にします。
本の企画で通りやすいテーマは、「人気のある技術であること」か「マイナーでも類書がないこと」が大きいと思います。
メジャーで類書がなければ、一番いいと思いますが。
今度出版する予定の「Xamarin」入門書は、Microsoftが買収したほどの技術なのに、類書がほとんどない(ただし洋書ではたくさんある)というテーマです。
しかもMicrosoftが最も力を入れている技術の一つ、プログラミングIDEの「Visual Studio」のmacOS版「VisualStudio for Mac」とあって、これから「C#」で「iOS」「Android」「Windows」でスマホアプリをクロスプラットフォームするなら一番と思われます。
「C#」はゲームエンジン「Unity」でも採用されているほどです。
今まで類書がなかったのは、年間20万円以上するライセンス料がネックで、Microsoftが去年(2016年に)買収して、機能制限のない無料プランができたため、今後はたくさん類書が出てくるものと思われます。
入門書を書きたいなら、「Xamarin」のような今後メジャーになりそうな技術を先取りしたいですね。
僕は毎日1つずつアイデアを考えるように自分に義務付けています。名付けて「一日一案」。
但し凄いアイデアを目指してはいません。
ちっぽけなものでもいいです。
でもそれを積み重ねて、練っていくうちに、1年に1つでいいので最高のアイディアを生み出すことを目指しています。
僕はコンテストに20回以上入賞し、本を16冊書いたと話しました。
でも20年で考えると、毎年1回コンテストに入賞し、毎年1冊本を書いてるぐらいです。
一度にたくさんの結果を残したのではなく、毎年のんびりと実績を作ってきただけです。
みなさんもコツコツとアイデアのかけらを積み重ねていきましょう。