出版社に採用されるような本の企画案を考える

僕は本も書いていますが、出版社に本の企画が採用されるのは、コンテストに採用されるのと似ています。
それで僕が書いたのは、一般書は「3D IQ間違い探し」だけで、他の10冊以上はプログラミング入門書ばかりです。
技術書はスキルを持ってるだけでなく、企画が通らなければ書かせてもらえないし、商業出版もできません。
そこで出版社に企画を提案する時の僕なりのアイデアを記事にします。

本の企画で通りやすいテーマは、「人気のある技術であること」か「マイナーでも類書がないこと」が大きいと思います。
メジャーで類書がなければ、一番いいと思いますが。

今度出版する予定の「Xamarin」入門書は、Microsoftが買収したほどの技術なのに、類書がほとんどない(ただし洋書ではたくさんある)というテーマです。
しかもMicrosoftが最も力を入れている技術の一つ、プログラミングIDEの「Visual Studio」のmacOS版「VisualStudio for Mac」とあって、これから「C#」で「iOS」「Android」「Windows」でスマホアプリをクロスプラットフォームするなら一番と思われます。
「C#」はゲームエンジン「Unity」でも採用されているほどです。

今まで類書がなかったのは、年間20万円以上するライセンス料がネックで、Microsoftが去年(2016年に)買収して、機能制限のない無料プランができたため、今後はたくさん類書が出てくるものと思われます。

入門書を書きたいなら、「Xamarin」のような今後メジャーになりそうな技術を先取りしたいですね。

1月 19th, 2017 by